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台風21号に見る【今後のマンションベランダ手すり対策】

台風21号に見る【今後のマンションベランダ手すり対策】

25年ぶりに大型台風上陸

2018年9月4日に日本に上陸した台風21号。非常に強い勢力を保ったまま、上陸するのは、1993年13号以来25年ぶりでした。
各地で甚大な被害を発生させました。予想を超える勢力に、体験したことのない恐怖を覚えた方も多いと思います。
全国927の風の観測点のうち、100の観測点で観測史上最大値を観測しました。
 

最大瞬間風速 上位3
58.1m/s関空島(大阪府、13時38分)
57.4m/s和歌山(和歌山県、13時19分)
55.3/s室戸岬(高知県、11時53分)
出典:国土交通省・気象庁/台風第21号による暴風・高潮等
平成30年(2018年)9月3日~9月5日(速報)

 
各種ニュースで映像が被害が報道され、その被害の大きさと台風の凄まじさに、改めて気象による風水害の備えの大切さを実感しました。

ニュースの映像で鮮明に思い出されるのが、強風により巻き上げられる破損した数々の飛来物です。

風により、建物の外壁や屋根が剥がされて吹き上げれて、どんどん上昇していく。
倉庫が吹き上げれ、転がっていく。

車やトラックの横転など、普段ではその重量から考えられないような動きを見せ、強風に煽られました。
金属物が窓ガラスを突き破り、屋内に飛来するという事故もありました。
 
大阪南港のマンションで、多くのベランダが割れて破損している写真の投稿も見受けられました。

2018年台風21号ベランダ被害画像
(出典元:ひろりたび URL https://hirori.work/typhoon-21-damage/)

 

台風の爪痕

シェアリングテクノロジー株式会社より、台風21号による台風被害相談の結果が公開されました。
その結果によりますと、戸建ては「アンテナ」、マンションは「ガラス」に被害が集中しました。
 

シェアリングサービス発表 台風21号建物別台風被害箇所
(シェアテクに寄せられたデータに基づく。調査年月:2018年9月初旬、4,290件)
(出典元:生活110番)

 

対策が問われるマンションベランダ手すりガラス

近年のマンションのデザインは、ガラスのベランダ手すりが多く見られます。その利用により、彩光な外見はアーバンなイメージが際立ち、経年しても色あせることはありません。
屋内の採光は広がり、外の景色も楽しめ、部屋が広く感じたり、開放感も楽しめます。
 
しかし、今回の台風被害を鑑みると、破損の場合に備えた対策も必要です。
現在のマンション用ガラス手すりは、フロートガラスをフィルムで2枚重ねた合わせガラスが主流ですが、
弊社販売のSilk-VⅡは、マンション外側は強化ガラス、屋内側はフロートガラスのマンション専用強化合わせガラスです。
接着フィルムは耐貫通性の高い、0.76mmを採用しています。

 
高層マンションは、上層階になるほど風を遮る建物が少なくなり、強風による被害が多くなります。
今回の台風21号の被害状況から分かるように、現在のベランダのガラス手すりでは、強度に不安が残ります。
 
早急な対策が必要ではないでしょうか。

マンション専用ガラス手すり用強化合わせガラス Silk-VⅡ➡詳細を見る

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