マンションの資産価値をあげるベランダガラス手すり

マンションの資産価値をあげるベランダガラス手すり

販売マンションの広告を見ると、立地を活かしたデザイン、利用者の目線に立った便利な最新設備、充実した共有設備、地震や火事などの自然災害を考慮したマンション構造など、各社趣向を凝らし、消費者のニーズに対応すべく付加価値の高いマンションを建設し続けています。

ロケーションが良い、水回りが便利、使い勝手の良い間取り、どれを取っても消費者から見ると、外すことのできない条件ばかりです。

近年、大きな災害が立て続けに起こり、地震対策も欠かせない条件の一つです。

カタログを閲覧すると、外からの侵入に対するセキュリティー、火災を予防する設備や感知装置、消火設備、地震等に備えた基礎構造や避難対策などさまさまな状況を想定して各種設備が備えられています。中には、非常用自家発電設備の設置、防災用品の備蓄、避難の際の手引書を配布しているマンションもあります。
しかし、ベランダ側からの安全対策を想定したものがほとんどありません。

昨今のマンションデザインは、ベランダにガラス手すりが多く採用されています。ハイクラスのマンションやタワーマンションは必ずと言っていいほど、ガラス手すりのベランダです。

ですが、ベランダガラス手すり用ガラスとして販売さている商品のほとんどは、2枚のフロートガラスをフィルムで接着した「合わせガラス」で、厚さは9㎜弱です。

合わせガラスは、中間膜があるため、飛来物に対して貫通性が低く、万が一ガラスが破損しても破片が落下しにくくなっています。
高層階のマンションではビル風も強く、飛来物への備えは必ず必要ですので、合わせガラスの使用は必須です。ですが、それだけで十分なのでしょうか。
 
 
「日本板硝子・技術編第5章 板ガラスの強度と安全」で以下のようなデータが記載さています。

合わせガラスの貫通性データ

出典:日本板硝子・技術編 第5章 板ガラスの強度と安全

加撃物によるガラス破損率の合わせガラスのデータを見ると、物体が加撃したほとんどの場合、ガラスは破損しています。
加撃の速度は12~26(m/s)です。
 
 
一方、平成30年 台風21号について気象庁から発表されたデータには

気象庁H30台風21号瞬間最大風速データ
気象庁H30台風21号瞬間最大風速データ

出典:気象庁:台風21号による暴風・高潮等

単純に比較はできませんが、このようなデータから大型の台風が上陸し、飛来物があった場合、ベランダ手すりのガラスが破損することは十分に考えられます。

対策はないのでしょうか?

そこでご提案したいのが、弊社新発売の
強化ガラスとフロートガラスを合わせたマンション専用ガラス手すり用強化合わせガラス
Silk-VⅡ
 です。

日本板硝子・ 板ガラスの強度と安全データでは、強化ガラス8mmの物体による破損率を見た場合、合わせガラス10mmと比較してもその強度が高い事が分かります。

強化ガラスの耐風圧強度は、フロートガラスの3倍~4倍です。
Silk-VⅡは強化ガラス単体ではなく、フロートガラスとの合わせになっており、厚さも約9.76mmですので、大変強度の高い商品です。

地球温暖化が進み、これからの台風規模は大きくなる一方です。
マンションのベランダ手すりガラスの強化は、安全面の強化、資産価値の上昇、災害後の補修の軽減化につながります。

消費者目線から見ても、販売者から見ても、是非必要な対策だと言えます。

マンション専用ガラス手すり用強化合わせガラス Silk-VⅡ➡詳細を見る

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